kyanonsanのブログ

若手会計士として日々の中で学んだこと等を記録するためのブログ

経営財務 1月 メモ#1

【目次】

・会社計算規則を改正 会計監査報告内容見直し(1月13日号)

・『暖簾に腕押し 第1回』 わが社はIFRSを採用すべきか(1月13日号)

・SEC 監査人の独立性緩和(1月13日号)

 

【会社計算規則を改正 会計監査報告内容見直し(1月13日号)】

 「会社計算規則の一部を改正する省令(第54号)」が2019年12月27日に公布・施行された。改正内容は2018年7月・2019年9月に改訂された監査基準に対応して、会計監査報告書の記載内容を見直すもの。主な改正点は、①継続企業の前提に関する注記に係る事項を従来の追記情報項目から独立項目に変更、②限定付適正意見を表明する場合の当該理由記載項目追加、という2点。適用時期は2020年3月31日以後に終了する事業年度にかかる会計監査報告から。

 なお、四半期レビュー報告書に対しての改正適用は2020年4月1日以後開始する四半期会計期間等から。

⇒前期調書をコピペして更新したらしばかれるかも。。。

⇒KAMについては、当面は金商法監査のみみたいですが、会社法監査についても会社計算規則第126条第1項第1号の解釈で、任意適用はできるみたいですね。

 

【『暖簾に腕押し 第1回』 わが社はIFRSを採用すべきか】

 国際会計基準審議会(以下、IASB)全理事の欒地氏によるコラム。会計基準の選択に当たっては、説明責任が求められる。これは、IFRSを採用する企業だけではなく、日本基準、米国基準、(JMIS)採用企業のいずれにも当てはまる。そのためには、経理担当者だけでなく経営者自身も会計基準へ興味・関心を持たなければならない。単に会計基準の業績インパクトという近視眼的な見方だけを持つのではなく、資本市場のインフラという会計基準がもつマクロなバックボーンを踏まえての議論が必要。

IFRS移行に関連する報道や記事においては、営業利益の見え方であったりという筆者が言う近視眼的効果が語られることが多い印象があります。なぜIFRSなのか、なぜ日本基準なのか、IRで説明している会社を調べてみようと思いましたね。

⇒1度はIFRSへの移行を経験してみたいなと思っていたり。

 

【SEC 監査人の独立性緩和(1月13日号)】

 SECは独立性に重大な脅威を与えないような状況では、企業と監査人との関係について、制約を緩和する予定であると述べている。今後公開草案・意見公募が実施される予定。

⇒どのような内容になるんでしょうか。意外と日本の監査法人への影響が大きいかったりするかもという興味ありです。